六本木詩人会 六本木詩人会 ホテルアイビス六本木

108 p

川島 清


U字谷にはボクの彼方でたわわに
実っている南極とボッキリ死を抉
って極限を無視するあぽろの靨へ
ダイヤモンド原石の世界地図の穴
を押し当てグゾルフスキーモデル
の岩の波が熟す108のインスピレー
ションのホモ面にころがされた太
陽はblick色をして飛び降り現れ
るオリンポスの21の快晴と飲み
込みあい指の谷に登場する活火山
の萌芽期が直前で攫まれたまま鋭
い吸収の緊張が絡んでいるのは顳顬
から螺子のしぶとい網への光の単独
有機飛行が乗化され「力」が蝟集し
ていて弄りたまらず氷原が嗄れる
海で割れた病巣より紺碧が散乱しだ
したとは。



川島 清(かわしま きよし)
2003年、詩編「受胎調節の横木」を思潮社より発刊。同年、詩人100人に選ばれる。
和合亮一氏と知己を得て、「ウルトラ」に参加。「ウルトラ」同人となる。
2004年まで群馬を拠点に予備校講師・短大講師を兼務。
2005年より四ッ谷学院・青文塾に絞り、主に東京にて勤務。
著作には他に、大学受験参考書「ルネッサンス現代文」、絵本「みつばち」がある。
明年、次詩編発刊の予定。

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