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編集後記 2011年9月

今年度の萩原朔太郎賞を受賞した福間健二氏の『青い家』(思潮社)を読みながら、「詩と生存」という言葉を思い浮かべました。人間が生きて、その生きている間に詩を書く。詩を書く行為自体は特別なことではなく、人間が生きてゆく中で発される言葉の一部に過ぎない。それは当たり前と言えば当たり前のことだと思います。難解であるとか、読みやすいとか、表現が新しいとか、そういうことは実は非常に貧しい議論なのかもしれません。詩の根本を再考させられる点で、福間氏の詩集は必読の書物であるように思います。ぜひ、ご一読をおすすめいたします。
9月の作品とエッセイをお届けいたします。お時間がある時にごゆっくりお楽しみ下さい。

六本木詩人会 編集担当
松本秀文


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